ついに仕事をはじめる?

 

NHK 総合でも異例の再放送を行っていた NHK 大河ドラマ「青天を衝け」

第3回は「栄一、仕事はじめ」ということで、ついに渋沢栄一が商売を始めるようです。

 

栄一は父親と一緒に江戸へ藍を売りに行きます。毎日がお祭りか、というぐらいたくさんの人が集まっていて、活気があって賑わう江戸の景色に栄一 は大興奮。江戸幕府のお膝元にありながら商業で成り立っている街だということに希望を持ちます。

紺屋町

紺屋町というところでは最先端の藍の染物が広げられています。大きな店構えの越後屋は今の三越ですよね。しかし当時は房州、今の千葉県の藍が人気があったようで、品物に自信のある渋沢市衛門でも売り込みには苦労します。

 

ペリーの黒船が来航

そんな中ペリーが浦賀に黒船4隻で来航し、日本中が大騒ぎとなります。 それまでは帆船ばっかりだったので黒い煙をもくもくと吐く巨大な蒸気船には「火事だ」と びっくりしたようです。

家慶 がなくなり斉昭が復権

そんな中、12代将軍家慶がなくなり、困り果てた江戸幕府。強硬な尊王攘夷派だった水戸の斉昭が謹慎を解かれ、海防奉行になり、岡部藩で罪人として囚われていた砲術師も江戸に呼ばれ、来るときはかごに押し込まれていたのに、帰りは馬上の人となりました「誰かが日本を守らなければ」と憂いていた時に、。幼き栄一の「俺が守ってやる」という言葉に励まされた、と言う砲術師。「この国のために是非とも励め」と言われます。

藍が虫に食われてピンチ

ここで、血洗島の渋沢家の藍畑が虫にやられてしまい、良質の藍の葉を他から仕入れなければいけなくなりました。市右衛門が一人で出かけますが、留守番にまわされた栄一は面白くありません。 母 ゑい にごねて、お金を出してもらいます。

栄一の仕事はじめ

信州に出かけ、目利きをし、二つの村の藍を買いあげてきました。父の背中を見て学んだ藍の目利きで、村のものから信頼を得て、あまり良くないものも翌年肥料を買えるように、「来年もうちに売ってくれるよう」約束を取り付け、少し高値で購入してあげました。父からもまあまあ合格点をもらい、自分だけでなく周りも励まし、将来を見据えながら商売を広げていく、渋沢栄一のビジネスの原点がここにあったのではないでしょうか。